泰山堂だより

お正月の足音

2009/12/16 [ News ]

091210

どことなく慌ただしさの増した街中には、クリスマスや年賀状、年末の帰省やおせちのお知らせ。今年も残すところあとわずか、お正月の訪れも間もなくとなりました。

11月も終わりになると、来年の干支盃の制作が年末恒例行事となっています。ごく小さな品ながら、お年始のご挨拶にと社用でご注文をいただくことも多く、ずらりと並んだ盃の絵付けに明け暮れる日々が続きます。小さな頃から毎年目にしていた、年末の風景です。出来上がったばかりの来年の盃は、勇壮な虎の姿を描いた少しクラシカルな仕上がり。雄々しい虎のように、英気に満ちた一年になると良いですね。付け合わせは、近々更新予定の百合根の梅和えの試作です。掲載分は全体を和える形に決めたのですが、先日茶懐石でいただいた盛り付けがあまりにかわいらしかったので、この機会にご紹介。教えてくださったのは、裏千家のお茶事の料理を手がけておられる「茶道会館 庵山里」さん。一片ずつ紅をぽつりと差した姿が美しく、本当に懐石料理の奥深さには、いつも知るほどに心を動かされると思ったことでした。ふだんのお菜にはちょっと手間かもしれませんが、お正月の盛り付けなどにはぴったりの華やかさ。どうぞお試しになってみてくださいね。
当サイトのトップページでご覧いただいている写真は、毎年作り続けている盃を集めたものです。お問い合わせをいただくことも多いので、今年のものも含めサイトでもご紹介していきたいと思っております。どうぞお楽しみに。

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